風になれたら


いま帰り道です。

「あの・・・話があるんですけど。」

「なに?重い話??」

「ちょっと・・・」

「そっか。話して?」

「あたし、一志さんのことずっと好きでした。もちろん今もです。だから付き合ってもらえませんか?」

「えっ・・・?」

「・・・」

自分が言いたいこと言えたんだけど空気が重くなっちゃって・・・

そのままあたしの家の前で来ちゃった。