殺人許可日


この人が死んでしまえば…



あたしは


元彼と……


同じ、

同じ人間だーーーー…。

あたしは震える手をゆっくり男に差し出した。


「ごめんな…さい。医務室に…行きましょう……?」


男は驚いた顔をしたがすぐに笑顔になった。


ゆっくりあたしに手を伸ばす。


だけど…


彼が伸ばした先はーー…






あたしの落とした銃だった。


「ひっっ!」


それをあたしに向けてニヤリと笑う。


「バカだな…。ま、それで俺は助かるのだけど。サヨナラ。お姉ちゃん」

バン!!!