あたしを掴んでいた手が 荷物を持った。 『あたし持つから』 「君の身長とこの鞄の大きさ、釣り合いませーん」 …どうせチビですよーだ。 でもね、わかってるよ。 翔さんなりの優しさだってこと。 素直じゃない翔さんの優しさに ちょっと微笑んで あたしは、自分の部屋を後にした。