「さて、二人いなくなったから行くか?」 冬夜がいたから、外に出なかったのを知ってる翔は手を李紗に差し出す。 そして、その手を嬉しそうに掴む李紗はまだあどけない少女のようだった。 李紗を乗せてゆっくり車は走り出した。 『ねー。どこ行くの?』 「綺麗なとこ」 『具体的に』 「・・・秘密」 何も教えてくれないけど、いらいらはしない。 だって、翔が隣にいる。 あたしにとって、それだけで・・・・幸せと感じるの。