拗ねていると、ポンと頭に何かがのせられた。 「冬夜、すごく清々しいような顔してたぞ」 そういって、優しく翔はあたしの頭を撫でる。 幼い子供をなだめるように。 『でも・・・いきなり帰ると、ちょっと寂しいよ・・・』 「新しい恋探すのは、夏のほうがいいんじゃないのか?」 『そうなのかなぁ?』 「そうだよ・・・・さ、飯にしようぜ」 あたしの手を引いて、リビングへ向かう翔さん。 その背中がちょっとさびしそうに見えたのは あたしの気のせいだろうか?