しばらくすると、彼の瞼がゆっくりと開いた。 「俺・・・決めた。俺も李紗ちゃんみたいに本当の恋、探してみる」 すがすがしい笑顔をあたしに見せながら彼ははっきり言った。 憧れと恋ってどこか似てるから 昔からの恋って、どうなのかわからなくなる。 だから、誰かが教えてあげなきゃなんだとあたしは思う。 『応援してるよ!』 「ありがとう・・・探してみて、李紗ちゃんにたどり着いたら・・・今度こそ本気で考えてね」 『ん?』 「なんでもないよ」