ホスト様に拾われて



「で、知らない人の家にあがりこんでいいの?」



『別に・・・いいと思う』




「俺が、本当は悪い人だったら?」








じっと翔さんを見つめてみる。



見た目はやっぱりホストっぽいけど




悪い人には見えない。





『いいんじゃないですか?翔さんですし』



「へ?」



『だって、勝手に泣きついてきたあたしを拾ってくれたでしょう?』