翔が言ったんだか、廊下とか歩くたびにじろじろ見られるようになった。 そんなに気にしてないからいいんだけど というよりも、慣れてるかも。 母親も父親も・・・あんなだしね。 小さくため息をつくと、後ろから聞きなれた声がした。 「ため息なんかはいちゃって、どうしたの?」 悩みなんかないような笑顔であたしと梨花の間に割り込んでくる人・・・ 冬夜君しかいないけど。 『ちょっとねー』 「・・・ふーん。あ、そうそう!翔に聞いた?」 『何を?』 「俺、この夏休み翔の家にお世話になるから!」