翔の前に来て、首に抱きつくような格好でネックレスをつける。




顔がすぐそばにあってドキドキしたけど




なんとかつけられた。





『ピアスのお礼!』





ネックレスをトンとつついて、一歩後ろにさがる。




翔の反応を見たいからね。





「これ・・・俺がもらっていいの?」




『うん・・・いらなかったら、あたしがつけるから』




「いる」





あたしがあげたネックレスにキスをして




嬉しそうに微笑んだ。