ホスト様に拾われて


仕方なくある名前を口にする



『翔さん…で』




視線をあげて



焦点を翔さんにあわせる。



目があった彼は



まるであたしが指名するのをわかっていたように



ニヤリと笑ってあたしに近づいて来た。




「今宵はご指名いただき、ありがとうございます…李紗」