ホスト様に拾われて

 
気づいたら、あたしは店の前に来ていた。




まだ朝だし誰もいないよね・・・。




別のとこ行こう





そう思って、踵を返したら誰かがあたしの名前をよんだ。




「李紗ちゃん?」



『瑠憂・・・さん?』





「あ、やっぱりそうだった」





あたしに優しく微笑んでくれる瑠憂さんを見たら



必死に重力に逆らわせていた涙が




頬を伝った。