ホスト様に拾われて




そうじゃなくって・・・。





『バカ?』



「さっきのヤツ、薬をお前に渡すつもりだったんだよ」




『・・・へ?』



「薬なんかで、人生棒に・・・っておい?」










あたしはいつの間にか、その人に泣きついていた。



きっと、着いていきそうになっていたけど




内心はとっても怖かったんだと思う。




それに、あたしに気づいてくれた人がいて嬉しかった。