「よーし、準備おーわり!!」 過去にトリップさせていた意識を 慌てて戻す。 グラスを磨いていたはずの手は止まり いつの間にか店内も綺麗に掃除されていた。 「李紗、そのグラス頂戴」 『あ…はい』 ニッコリと笑ってあたしからグラスを受け取…らない!? 翔さんの手はあたしの腕を掴んでいた。