去年のようにはさせない。私は雅希を信じる。絶対勝つんだから。 雅希が腕をふりかぶる。 その姿を焼き付けて私は目をぎゅっと瞑った。 その瞬間に大きな声援が沸き上がる。 どちらの声援なのかわからず、不安になりながらもそっと瞼をあげた。