あの約束からちょうど一年がたった。 今、私たちの野球部は一年前と同じ状況におかれている。 みんなの中に甦るであろうあのときの記憶。 悲しくて悔しかった、あのときの気持ち。 同じことになってしまうのではないかという不安を抱えそうになるけれど私は雅希とした約束を信じてマウンドの上に堂々と立っている彼を見つめる。