――――――春。
「璃瑚ー!!早く準備しなさい!」
朝からお母さんに叫ばれながら急いで準備する。
私、大崎璃瑚。これから高校の入学式に向かいます!
「お母さん、制服似合うかなあ?」
「そんなこといいから!早くしないと入学式遅れるわよ!」
「もう、ちょっとくら「早くしなさいっ!!」
(もう、人の話聞いてくれてもいいのに…)
そう思いながらも勢いよく家を飛び出した。
(高校生活ってどんななのかなあ?)
そんなことを考えながら徒歩で学校え向かう。
「ちょっ、危ない!!」
すぐ後ろからするその声に我にかえると目の前には信号。しかも、赤!
振り返ると、走って止めに来てくれたのか、少し息が乱れている男の子が立っていた。
「え、あ。すいません、ありがとうございます。」
「ここ車通り少ないから良かったけど、ちゃんと前向いて歩かなきゃだめだよ?」
「はい、考え事してて。ホントありがとうございました。」
「いえいえ、ってその制服…」
「あ、今日入学するんです。ん?そういえば制服似てる…」
「もしかしてさ、央蘭高校?」
「そうですっ!一緒なんですね。」
「俺、2年の鈴谷慎太郎。君は?」
「大崎璃瑚です。」
「そっか。じゃあせっかくだし一緒に行こっか。」
それから鈴谷先輩と2人で高校について話しながら学校に到着。
「それじゃあ。」
先輩はそう言って去っていった。
学校について玄関前に貼ってあるクラス表から自分の名前を探す。
(みんな背が高くて見えないよー…。)
身長147cm小さい…。
「うー…」とか言いながら一生懸命見ようとすると、
「名前教えて?」
「え?」
横を見ると背の高い男の子が立っていた。
坊主でいかにも『野球やってます!』って感じ。
「見えないんだろ?」
「あ、うん。ありがとう。」
「お礼はいいから名前っ」
「あ、大崎璃瑚。」
「んーと…あった。同じクラスじゃん。」
「あ 本当?よろしくね。」
「おう、よろしくな。俺佐々木圭大。じゃあ友達に呼ばれてるから。」
「また教室で。」
圭大君と別れて1人教室に向かった。
「璃瑚ー!!早く準備しなさい!」
朝からお母さんに叫ばれながら急いで準備する。
私、大崎璃瑚。これから高校の入学式に向かいます!
「お母さん、制服似合うかなあ?」
「そんなこといいから!早くしないと入学式遅れるわよ!」
「もう、ちょっとくら「早くしなさいっ!!」
(もう、人の話聞いてくれてもいいのに…)
そう思いながらも勢いよく家を飛び出した。
(高校生活ってどんななのかなあ?)
そんなことを考えながら徒歩で学校え向かう。
「ちょっ、危ない!!」
すぐ後ろからするその声に我にかえると目の前には信号。しかも、赤!
振り返ると、走って止めに来てくれたのか、少し息が乱れている男の子が立っていた。
「え、あ。すいません、ありがとうございます。」
「ここ車通り少ないから良かったけど、ちゃんと前向いて歩かなきゃだめだよ?」
「はい、考え事してて。ホントありがとうございました。」
「いえいえ、ってその制服…」
「あ、今日入学するんです。ん?そういえば制服似てる…」
「もしかしてさ、央蘭高校?」
「そうですっ!一緒なんですね。」
「俺、2年の鈴谷慎太郎。君は?」
「大崎璃瑚です。」
「そっか。じゃあせっかくだし一緒に行こっか。」
それから鈴谷先輩と2人で高校について話しながら学校に到着。
「それじゃあ。」
先輩はそう言って去っていった。
学校について玄関前に貼ってあるクラス表から自分の名前を探す。
(みんな背が高くて見えないよー…。)
身長147cm小さい…。
「うー…」とか言いながら一生懸命見ようとすると、
「名前教えて?」
「え?」
横を見ると背の高い男の子が立っていた。
坊主でいかにも『野球やってます!』って感じ。
「見えないんだろ?」
「あ、うん。ありがとう。」
「お礼はいいから名前っ」
「あ、大崎璃瑚。」
「んーと…あった。同じクラスじゃん。」
「あ 本当?よろしくね。」
「おう、よろしくな。俺佐々木圭大。じゃあ友達に呼ばれてるから。」
「また教室で。」
圭大君と別れて1人教室に向かった。

