「あのっ・・・」 人気のないところでお決まりの最初の言葉 「なに?」 「あの、私先輩のことが好きなんです!付き合ってくれませんか?!」 ――――オチタ 「・・・ごめんよ」 女の子の顔が曇った 「俺、今そんな余裕ないんだ・・・でも最高の友達でいてくれるかな?」 俺は手を差し伸べた 「はぃ!無理言ってすみません、これからもよろしくお願いします」 女の子は笑って去って行った