詩集『短い言葉でつづる』

『女の子の七夕』



いつまでも いつまでも
『好きな人の恋人に』
願い事を書いた短冊を持っていた


いつも勇気がなくて
好きな人にも告白もできなくて
お守りみたいに短冊を持っていた


でも
いつまでもそんなのではダメだから
今日というすばらしい日に
告白をしよう
勇気をだして


私は君を待っている
天の川がきれいな
この場所で


短冊の願いが叶って
君と一緒にいられることを願いながら