先生×自分

「溝川さん、この二人連れて探してもらえません?」

「OKっ」



天海さんと自分は、隠れながら窓から侵入した。

…どこに行けばいいかな…。


「南さん、荒山のとこに行きましょう…おそらく、二人もいます」


「そうですね」


「奴は、2階の105室にいます。GPSが役に立ちますね」


そっと足音を立てずに、2階に向かった。
…おかしい。

何かがおかしい。


人が誰もいない。

音もしない。

何もない…?


一体………あれ?


ここ、来たことがあるような気がする…。

一度、ここで遊んだ記憶がある。