先生×自分

どうして…?


「おい、南っ。どこ行ってたんだよ」


「散歩だよ」


「電話出なかったろ。メールも」


「見てなかっただけ」


本当にうるさいなぁ。
ちゃんと帰って来たんだから。

文句ないでしょ。


「次は、俺とデートな」


「…絶対、嫌」


携帯をポケットに入れて、天海さんとお父さんの腕を引っ張って外に出た。


「何を考えているか分かりません。一応、銃か爆弾でも…」


あなたも何を考えているか分かりません!

恐ろしいことを考えてることだけは分かるけども。