先生×自分

要もいつかは、彼女ができて…結婚して。

家を出てくのだろうか。


「高城君なら心配いらないよ」


「そうかな」


「うん。毎日、僕に言うんだよ。『絶対、奪ってやる』ってね」


うーん。
まぁ、ある意味大丈夫か。


もうすぐ着くというところで、また電話がかかってきた。


要か?

しつこいなぁ。今、家の前にいるから。


「もしもし」


《…あーあ》


誰…だろう?要じゃないよね。