先生×自分

要を可哀相な目で見ていたけど、あまりにもアホ過ぎるから何か悪いかなって思えた。


「その目は何だよー」


「…まぁまぁ」


窓から外を見た。

今日もいい天気だ。


「まるで俺の心だな」


…ちょ、本当に馬鹿だと思われるからやめなって。

あー…恥ずかしいやつ。


ますます可哀相に見えてくるよ。


「俺の心は、いつでも熱いぞ」


「高城、そういうのはうざいってことになるぞ」


「馬鹿だな。心が冷たいやつよりマシだ」


…もう、馬鹿だよ。
心とか、やめてって感じ。