「ああ、ほら、シャンプー切らしてたろ。だから買ってきたんだ」 「車で?」 「ああ、コンビニにお前の使ってる種類が無かったから、24時間営業してるスーパーまで行ってきた。」 「…そんなの、気にしなくて良いのに」 「心配かけてごめん」 待っている間、仁志が帰って来ないかもしれないと気が気では無かった。 私はまだ仁志がいないと何も出来ない。 「次にどこかへ行くときには教えてね」 「分かった」