―夢を見た 誰かが ずっと手を握っていてくれて名前を呼んでいる そんな夢を見た お母さんや柚や拓磨の手の暖かさとは違う 拓磨の声とも違った だけど 小さい頃から知ってる暖かさ 小さい頃から知ってる声 誰かはわからないけど私は… その手の暖かさに その声に 安心して手を握り返して涙を流しながら その人の名前を呼んでいた 誰の名前を呼んでるのかはわからないけど 安心して涙を流した そんな夢だった .