先輩★内緒の片思い

しかたない、いったん戻ろっか。


私は男に背を向けた。


すると男は肩に手を掛けてきた。


「ちょっと、ちょっとー、待ってよー。
ちょっとくらいいじゃん」


ちょっとでもやだ!



「離して下さい」


私は落ち着いた声で、相手に告げた。


キャーキャーわめいたりするとかえって喜びそうじゃない?こういう人って。


でも、逆にそれが気に食わなかったみたい。



「なんだよ、なんだよ。
こんな水着着て、ナンパして下さいって言ってるようなもんじゃねぇか。
お高くとまってんじゃねーよ」


低い声で脅してきた。