「うん」
私が頷くと、南君は今にも抱きつきそうな勢いで、真菜香の前に身を乗り出した。
「岸谷、サンキュ!
すっげー嬉しい!」
「え、いや、そんなこと……」
真菜香ははにかんでしどろもどろになってる。
あーん、真菜香ったら可愛い!
すると、武内が南君のわき腹をつついた。
「だけどおまえさ、海行って岸谷先輩とビーチバレーとか始めんなよ。
岸谷先輩は彼女と来るんだから、邪魔したら失礼だぞ」
「えー、まじ?
でも念のためボールだけ持ってく」
「何が念のためなんだよ……」
武内は呆れ顔で笑った。
私が頷くと、南君は今にも抱きつきそうな勢いで、真菜香の前に身を乗り出した。
「岸谷、サンキュ!
すっげー嬉しい!」
「え、いや、そんなこと……」
真菜香ははにかんでしどろもどろになってる。
あーん、真菜香ったら可愛い!
すると、武内が南君のわき腹をつついた。
「だけどおまえさ、海行って岸谷先輩とビーチバレーとか始めんなよ。
岸谷先輩は彼女と来るんだから、邪魔したら失礼だぞ」
「えー、まじ?
でも念のためボールだけ持ってく」
「何が念のためなんだよ……」
武内は呆れ顔で笑った。


