先輩★内緒の片思い

しかし、先輩は余裕で微笑むばかり。


悔しい。


私が唇をとがらせている横で涼しい顔でケータイを取り出し、緑のカエルを取り付け始めた。


うー、いいなあ。


でも。


車のすぐ外を何人も人が歩いてるんだもん。


誰が見るかわからないこんな場所で。


しかも、私の方からキスするなんて!


考えるだけで、顔が火照ってくる。


ストラップをつけ終えた先輩は、ぶらぶらとカエルを揺らしながら言った。


「このカエル、優希に似てるな」


はああ?


カエルに似てる?!


「そ、そんなことっ!」