先輩★内緒の片思い

パーティーは滞りなく進行し、無事お開きになった。




OB・OGを送り出すと、私は現役のみんなと一緒に後片づけをした。


清掃を済ませたあとは、真菜香や南君と一緒に、持ち込んだいくつかの備品を学校に置きに戻った。


「真菜香、私、振り込みが間に合わなくて今日集金したお金預かってるから、先に職員室の野田っちに預けてくるよ」


「わかった。
じゃ、荷物は私たちで運んじゃうね」


真菜香たちと別れ、私は一人で職員室に向った。


野田っちに「お疲れさん」とねぎらいの言葉をかけてもらって職員室を出ると、ケータイが鳴った。


南君と部室に荷物を置きに行った真菜香からだった。


「はい」


《あ、優希?
ごめん、南君とちょっと寄り道して帰りたいんだ》


相変わらず仲がいい。


私は微笑んで了解した。