歓談がはじまると、私は女バレの3年の先輩や顔見知りのOG数人に囲まれて、サプライズで泣いてしまったことをからかわれた。
でも、そのからかいの言葉はとても温かくて、私はすごく幸せだった。
一人のOGがさっきの舞台の映像のことを話題に上らせた。
「もう一人の主役はどこに行ったのかしら?」
会場を見回すと、岸谷先輩は奥の方でたくさんの女性に囲まれていた。
「すごい人気だね、岸谷君は」
岸谷先輩より年長のそのOGは笑ってそう言いながら、岸谷先輩の方へ行ってしまった。
やっぱり先輩、モテるんだなぁ。
私は遠くから見ているだけで、近づくことはできなかった。
岸谷先輩、やっぱりかっこいいな。
さっきの映像を見て、ますますそう思った。
でも、先輩には葉子さんがいるんだし、私のことなんてどうせからかいの対象くらいにしか思ってない。
あの日のことをまだ許せない気持ちもあった。
でも、女の人に囲まれている岸谷先輩を見るのもなんか面白くなくて……
私は自分の気持ちを持て余していた。
でも、そのからかいの言葉はとても温かくて、私はすごく幸せだった。
一人のOGがさっきの舞台の映像のことを話題に上らせた。
「もう一人の主役はどこに行ったのかしら?」
会場を見回すと、岸谷先輩は奥の方でたくさんの女性に囲まれていた。
「すごい人気だね、岸谷君は」
岸谷先輩より年長のそのOGは笑ってそう言いながら、岸谷先輩の方へ行ってしまった。
やっぱり先輩、モテるんだなぁ。
私は遠くから見ているだけで、近づくことはできなかった。
岸谷先輩、やっぱりかっこいいな。
さっきの映像を見て、ますますそう思った。
でも、先輩には葉子さんがいるんだし、私のことなんてどうせからかいの対象くらいにしか思ってない。
あの日のことをまだ許せない気持ちもあった。
でも、女の人に囲まれている岸谷先輩を見るのもなんか面白くなくて……
私は自分の気持ちを持て余していた。


