先輩★内緒の片思い

バレー部のみんな、そして今日来てくださったOB・OGの方々、250数名が私に拍手してくれていた。


あちこちから「おめでとう!」の声が聞こえてきた。




「うそ……」




その光景に圧倒され、私は立ち尽くした。


1年のマネが花束を抱えて出てきて、私の前に立った。


「優希先輩、おめでとうございます。
さっきはだましてスミマセンでした」


「え?だまし……って。
あ、酒屋さん?」


「そう、この子のせいじゃないよ。
私が仕組んだの。
優希にはちょっと遅れてここに来て欲しかったから、時間稼ぎのためにね」


真菜香がペロッと舌を出した。


私は恐縮している1年のマネから花束を受け取った。


すると、今度は武内が出てきた。