先輩★内緒の片思い

先輩の言うとおり、車はもう酒屋さんの前に着いていた。


まだ何か言いたそうだった先輩の言葉が少し気になったけど、今はそれどころじゃない。


おばさんに断って、私は岸谷先輩と手分けしてケースを車に積んだ。


受け取りのサインをして、すぐに車を出してもらった。


車なら5分で会場に着く。


ちょうど、2部が始まる時間だった。




よかった。


もう皆さん会場入りしてるだろうけど、これくらいなら許容範囲だよね。


私はペットボトルを両手に2袋、岸谷先輩は持てるだけ缶ビールケースを抱え、会場の建物に入った。