先輩★内緒の片思い

ドキドキドキドキ……


もう、心臓がもたないよ!!


耳に聞こえる心音がやたら大きくて速い。


私、このまま心臓発作起こして倒れちゃうんじゃない?



すると、先輩の目が私の唇を見た。



うわー!


さっきレストラン出る前にグロス塗り直すんだった。


私の唇、かさかさじゃない?


先輩、恥ずかしいから見ないで!



心の中は大パニックだったけど、体の方は蛇ににらまれた蛙みたいに、身動き一つできなかった。


先輩に息がかかると嫌だから、呼吸も小さくしかできない。


息苦しい。


先輩!


お願い、早く、早くどいて!


私は緊張に耐えられなくなって、目を伏せた。


すると、先輩が動いた。