すると、黙っていた岸谷先輩が口を開いた。
「放っておけ」
いや、先輩から見たら放っておいてもいいかもしれないけど、私達後輩にとってはそうもいかないんですけど。
でも、そんなこと岸谷先輩に言えるはずもなく、私は南君とこっそり目を合わせるだけにとどめた。
「そうそう、武内から電話あった」
南君の言葉に私は気を取り直した。
「あ、お父さん、どうだって?」
「うん、足の骨を骨折しただけで意識はしっかりしているし、大丈夫そうだって」
「そっか、よかったね」
「放っておけ」
いや、先輩から見たら放っておいてもいいかもしれないけど、私達後輩にとってはそうもいかないんですけど。
でも、そんなこと岸谷先輩に言えるはずもなく、私は南君とこっそり目を合わせるだけにとどめた。
「そうそう、武内から電話あった」
南君の言葉に私は気を取り直した。
「あ、お父さん、どうだって?」
「うん、足の骨を骨折しただけで意識はしっかりしているし、大丈夫そうだって」
「そっか、よかったね」


