先輩★内緒の片思い

「あなたは……バレー部の生徒?」


立花先生が問いかけた。


「そうです」


「代役できるの?」


「はい」


「あら、できる人いるんじゃない。
じゃあ、お願いね」


「はい」


立花先生はほっとした表情で舞台のほうを見やった。


「あ、体操部が終わったようね。
次はバスケ部ね。
さあ、じゃああなた達は5分前になったらまたここに来てちょうだい!」


私たちは立花先生に追い立てらて舞台裏から外に出た。


明るい場所で、私たちは代役を申し出てくれたその人を取り囲んだ。