先輩★内緒の片思い

「そうだ。
そういったものを配達してもらって立食パーティーをする。
記念品はペンか何かでいいと思うが、『都立緑山高校バレー部創部50周年記念』と金文字を入れてもらってくれ」


「でも、それ全部やったら、相当お金かかりますよね?」


私が聞くと野田っちは頷いた。


「ああ、例年はジュースとお菓子くらいだったから部費で立て替えておいて、当日集金した会費を部費に戻していたが、今回はそうはいかない。
参加者には事前に会費を口座振込みしてもらう。
欠席者からも寄付を募ってくれ。
口座振込みの入金確認なんかがあるから、準備も例年より早くから始めなきゃならない。
で、今年は早めに話しておいたってわけだ」


「結構大変そうだな」


ぽつりともらした武内に同感。


「まあ、皆で分担して、スケジュールを決めて動いてくれ。
ちなみにこれが40周年記念の時の写真と資料だ。
参考にしなさい。
何かわからないことがあればいつでも相談に乗るから」


話は以上、と野田っちは席を立った。