先輩★内緒の片思い

あーあ、びしょぬれじゃねえか。


浴衣姿を見たときもドキっとしたけど、濡れた姿ってのは一段とまた、その、なんだ……




ったく。


なに考えてんだ、俺は。


妹のダチだぞ!




一言二言話して、河野はケータイを俺に返してきた。


「ありがとうございました」


「おう」


俺はケータイをしまうと、河野の手からタオルを取った。


そして、おもむろにそのタオルを河野の頭にかけ、わしわしと拭いてやった。


「きゃっ」