混雑した土手の上を並んで歩きながら、私の背中にはずっと岸谷先輩の手が当てられたままだった。
混んでるから。
人にぶつからないように。
もしくは私がまたナンパされないようにガードしてくれてるのかもしれない。
きっと、ただそれだけ。
でも、その手の感触が嬉しくて切なくて仕方がなかった。
そして、岸谷先輩に優しくされる葉子さんがうらやましくて仕方なかった……
私たちは屋台で焼きそばとたこ焼きを買った。
しかし、いくつかの屋台を見てまわっても、缶チューハイは売っていなかった。
そうこうするうちに、さっきは気のせいかとも思った雷鳴は、だいぶはっきりと聞こえるようになっていた。
混んでるから。
人にぶつからないように。
もしくは私がまたナンパされないようにガードしてくれてるのかもしれない。
きっと、ただそれだけ。
でも、その手の感触が嬉しくて切なくて仕方がなかった。
そして、岸谷先輩に優しくされる葉子さんがうらやましくて仕方なかった……
私たちは屋台で焼きそばとたこ焼きを買った。
しかし、いくつかの屋台を見てまわっても、缶チューハイは売っていなかった。
そうこうするうちに、さっきは気のせいかとも思った雷鳴は、だいぶはっきりと聞こえるようになっていた。


