「あ、無理だなんて言わないでね?もう決まっちゃったの」 微笑んだ母さんの顔は相変わらず可愛かった。 「…なんでだぁー!」 「それとその会社の名前は“Y*R”にしようかと思ってるの」 私の話は無視ですか。 ちなみにYは王子の優からで、Rは私の梨かららしい。 子供の名前からなんだ… すっごい嫌な顔をしてる私を王子は見ていたことに私は気付かなかった。