「お…お母さん!!!!」

「あらあら」

あらあらって何。(怒)

「話しますよ、うるさいわね〜」


…実母に殺意を覚えます。

お母さんの話を聞くと


まず始めに、私は大富豪家の朝比奈家の次女である。
次に“朝比奈家”は沢山のテレビ会社や雑誌などを代々受け継いでる。


今現在は私の兄貴とお姉ちゃんが引き継いでるらしいので、私は別に引き継ぐものはないため話す必要はなかったらしい。


「それでね、朝比奈会社がまた新しくメーカーを作るのよ。」


…だから?

わけがわからず私はお母さんをガン見した


「けれどこんな不景気真っ最中に、また会社をたてるのも馬鹿げた話じゃない?」


「でしょうね。」


「そこで母さん思ったの!今とても延びてる片桐社と併合しようかって!…どう?」



「あ〜、ちょっと待って。一つ質問。お母さんと片桐さんってなんか繋がりあった?」


「あぁ…それね。お母さんたち幼馴染みだからこのメーカーだけ併合してみました!」


キャピキャピなお母さんに更に殺意を覚えました。


「…はぁ」