-意地悪王子な旦那様-



「本当にごめん…あ、寮のことは気にしなくて良いから。そこら辺は上山がやってくれるから」



「上山ってゆうのは優ちゃの執事だよ」


「そうですか、良かったぁ〜って、え?」


「あぁ…うん、俺の「優ちゃんちはすごい名の通っている家なんだよ♪ね、優ちゃん?」


「………。」


王子ガチギレですけど…いいのこれ?



てか「私に用があったんですよね?何ですか?」


「あぁ…そうそう」



忘れてるし、おいおい!








「俺もまだよくわかんないんですけど、







朝比奈梨杏さん





僕の嫁になるそうです。」


よめ?読め、詠め、夜目、…嫁─────???!!!




「これからよろしくね?」


「いや、ちゃうがなぁ!!」


そこスマイル放つとこじゃないよ王子!



「良いツッコミ〜」


恭夜さん感心しないで下さい。



え、待て



「嫁…?」