アタシの歌を聴きなさい!





これが“勇気”なんだろうか


あれほど恐れていた若宮さんの目を見ることができた。



アタシの頭には葉桜さんの事しか思えなかった。




『はざ……いっ…いえ
菊池 司…ってゆう人…って…』






若宮さんは、さっきまでキョトンとした顔をしていたのに


“菊池 司”とゆうワードを出したとたん
口元がニヤリと笑った。




それは若宮さんの友達も同じ



そして
一斉に笑い出した。