季節を旅する者

「このぬいぐるみ、かわいー。」

「この貯金箱、形がおもしろいよ。」

品物が気持ち良いくらい売れていく。

女子が多いことを抜きにしたとしても、やりがいを感じるようになった。

「大成功じゃね?」

俺の隣で売っている男子がピースをして話しかけた。

「だな。」

俺はにやっと笑って答えた。