明かりの場所に


確かに民家はあった。


小さな小さな


古びた民家。




「まさか、ここに、

『イーガの森の魔女』

が?……」





タクアは


息を飲んだが


とにかく

喉が渇いていたので



その民家の扉を


そぉっと


ノックしてみた。