だけど 俺が姫に本気で 好きになってしまい 姫の気持ちが 揺れないうちに 俺に諦めてほしいらしい。 俺は、 はじめ否定していた 本気で好きに なんた姫を諦めるなんて 簡単に出来るはずがない。 だが零も諦めなかった いつもプライドが 高い零が 床に手をつき 土下座して言ってきた。 「頼む!! 俺は、龍が悲しむのが 嫌なんだ!! お願いだ…… 諦めてください」 なぜ親友のために 土下座までして 頼んでくる 零の姿に耐えきれず 俺は、 縦に首を動かした。