うっ…… 陸斗は、俺が フラれたとか 思ってないんだろうな…。 俺は、 思いきって 陸斗と零に フラれたことと 無理矢理キスしたことを 説明した。 「まじで?」 今の陸斗の顔は、 まさにカバの顔だ。 「大丈夫… 俺知ってたから」 零の顔は、 冷静でシワ一つない 整った顔立ちで こっちを見ていた。