僕の白雪姫



「へへ……」

「キモいぞ連時…」

俺は、携帯をいじりながら不気味に微笑んでいた
まじで俺キモい…。

「『恥ずかしいから連時くんね』だってよ
ギャハハハ―――!!!」
「おいこら勝手に
人のメール見んなよ!!」
俺は、自分の頬が
熱くなったのが
わかった。

「やっぱりお前
白雪のこと好きだったって自覚したのか??」

零がドラムを
ひきながら聞いてきた。
今俺たちは、
ライブハウスで
リハ中なのだ。