「んじゃあ…俺行くから」
二人が何も話さなくなったので体育館裏から立ち去ろうとした時
後ろを勢いよく引っ張られてしりもちをつく。
「なんだよ!もう話終わったんだから二人とも離せよ!」
「いや…俺らじゃない」
「は?」
確かに肩をつかまれて
俺はしりもちをちいたはず…。
でも二人じゃないって…
「お前ら…嘘ついてんだろ…?」
「ついてねぇよ!」
「うんうん」
陸斗がどなる横で
首を縦に何度も振っている零。
「じゃあ誰だよ?」
イライラしながら
後ろにいる二人に体ごと
二人の方に向かす。
「お前の…横…」
理巧と零が指差した方向は
横と言うより斜め後ろぐらいにいた人物…。
「…え?」
その人物を見て
目が点になる。

