僕の白雪姫



俺なんか
あの時…ビビりすぎて
放心状態だったんだからな…!?






「でもまさかあの二人が実の姉妹で双子とはな…
なんとなく似てる感じはしてたをだけど…」






「みよじ違うからな…」






俺と零は
陸斗のいった言葉に
首を何度も縦に振った。






「あと…朱李が姫を殺そうとしたのとか…」






また俺と零は陸斗のいった言葉に何度も頷く。






今日の陸斗はなんだかさえてるな…。
もしかしたら…






「陸斗…お前風邪か?」






あ…零に先言われた…。







「は?なんで?」






「今日めちゃ頭がさえてるから…」






また先言われた!






「なんだそりゃ…」






「とにかく!
俺が朱李と付き合ってる意味が理解できたでしょ?」






「まあ…」






「一応…」






この二人は…
なんて微妙な返事なんだ…