僕の白雪姫



「そんなに謝らないで」





そんなこと言われましても俺たち結構あなた様にぶちギレしてましたから…。





「本当にごめんなさい!」




衣希も男からオカマに戻って頭をさげて謝っている。衣希が一番キレてたし…





「あああ、頭を上げて!」




・・・。





なんか舜と違って
おどおどしてる感じだな…さすが姫が認めた男だけあるな。





「そんなに頭を下げたら君の美しい顔が見れないから顔を上げて君の美しい顔を見せて…」





・・・。





こいつ。
タラシだな。





「にぃは可愛い女の子を見るとタラシになるんだ」





舜が俺の耳もとで小声で呟いて龍のことを話した。





舜の顔はこれでもかってぐらい呆れている。
肩も下がっていて
疲れてるみたいだ。




「お前…兄貴のこと嫌いなのか?」





「嫌いだ」





答えるの早っ!
それだけ嫌いなのか!?
あ…
そう言えば…
この双子衣希がオカマだってこと知らなかったんだったな…。