僕の白雪姫



ん?
なんだ?
他に誰かいたとか言うんじゃないだろうな!?





「三人以外にだ…誰かいた?」





「いないよ」





「だよな〜…あ…アハハ」




なに言ってんだ俺!!
幽霊信じてるみたいじゃんか!!
幽霊なんかこのよに存在しないからな!!





「あの…三人の中に女の人いたでしょ?その人連時くんのこと【ダーリン】って言ってたから付き合ってるのかな…って…」





姫の顔がどんどん真っ赤になって行く。
これは…
もしかして…





「なんで?」





俺のこと気になってる感じ?




「え!!な…なんでかな!?気になったからかな?」





うわ!!
マジですか!?
マジで嬉しいんだけど!!!!




嬉し過ぎて笑ってしまう。




「あいつはただの友達だよ。それにあいつオカマだから…」





あ…言ってしまった。
まぁいいか…。
秘密にしなくてもあんな
男みたいな声出したら誰だって男だって気づくだろ。




「男だったんですか!?あんな美人な人が…見えませんね〜」